トリガーポイントについて


「ヘルニアは腰痛の原因の一つ」とはよく言われることですが、

「ヘルニア状態=腰痛ではないんだよ」と教えてくれたのが

石川県にある加茂整形外科・加茂先生のサイトでした。

目からウロコでしたが、「痛みの原因は筋肉のトラブル」という説明にとても納得し、

希望も感じました。

それが「トリガーポイント治療」との出会いでした。

 

*  *  *

痛みであれ、こりであれ、めまいや耳鳴りなどの不定愁訴であれ、

そのつらさが改善するのであれば、方法は何でもよいと思います。

ただ、なかなか改善されないのであれば、

「その不調の原因がそこではない」という視点が欠けているからではないでしょうか。

 

『トリガーポイント』というのは、筋肉の中に出来るしこりのようなものです。

トリガーポイントが出来ると、往々にしてそこから離れたところに痛みが現れます。

時にはかなり離れたところに痛みが飛びます。

お尻にある「小殿筋」という筋肉にトリガーポイントが出来ると、ふくらはぎまで痛むことがあります。

こんな時にふくらはぎが痛む、つらいといってもんだりしても、

原因となる小殿筋の方をゆるめてあげていないと、

なかなかよくなりません。

さらに、トリガーポイントは、痛みだけでなくさまざまな症状の引き金になることがわかっています。

 

私がこの考えを知って間もない頃、

「めまいがするので旅行をやめようかどうしようか迷っている」と相談にみえた方がありました。

旅行がちょっとした山登りで標高が高いことや、

医者に運動を止められている、ということもあり、悩んでいたのです。

 

その直前に「胸鎖乳突筋(首にある筋肉)にトリガーポイントが出来ると、

めまいの引き金になる」と聞いたばかりだった私は、

さっそくその旨を少し説明し、胸鎖乳突筋をゆるめるようにしました。

初対面の方ではなかったので、医者でもない私の言葉を聞き入れてくれたのであろうことや、

ご自身が旅行したがっていたことなど、いろいろ条件もよく安心できたのかもしれません。

それからめまいも起こらずその方は、元気に旅行を楽しんで来られました。

 

不調の原因が正しくつかめれば、解決できることは実はたくさんあるのです。