嫌な経験も豊かさのタネ

先日、ある女優さんがテレビで自分のことを語っていました。

「これまで色々なことがあって、もちろんつらいときもあった。

当時は『いやだな』と思ったりもしたけれど、

今となってはそういう経験が人生を豊かにしてくれるのだ、

と思えている」

そんなことを言っていました。

「嫌な経験」も、してみなければわからないこと。

そして、それによって同じことを味わった人の気持ちもわかることが出来る。

女優ならではの感性かもしれませんが、それを彼女は

「人生が豊かになる」

と表現していました。

言われてみれば誰しも、たくさんのいいこといやなことの積み重ねで出来ている。

だからこうして生きていられるのかもしれない。

その出来事をどうとらえるかは、人によって大きく異なります。

その差は、

さらに先に進んだとき、大きく違った結果を持たらすように思えます。

気持ちと身体は切り離せないと考えると、

このことの意味は非常に大きいでしょう。