ややややや。
「もうすぐ旧正月なので、ブログを更新するように」という天の啓示がありました。
そうですよねー。そうなんですよ。
それで、今日はずっと気になっていた「旧暦」について書いてみようと思います。
現代で「旧暦」というとお盆が一番ピンとくるかと。(あくまでも私は、ですが)
お盆は地域によって七月に行うところと八月のところがあります。
うちの辺りはお盆は七月。
だのに世間でいう「お盆休み」が八月なので、
子供の頃ずっと不思議に思っていました。
長じて、どうやら昔の暦と今の暦とでは一か月ほど差があるのだ、と知るようにはなったのですが、
よくよく考えるといつ変えたのか、どうして変えたのか、
だいたい、それって大変だったんじゃないの?
じゃぁ失われたひと月、みたいなのがあったんではないの?
と、謎が浮かび上がることしきり。
で、調べてみたんですが、これが案外複雑でわかりにくい(私の頭レベルでは)。
なので、簡単に言いますと、、、
今現在私たちが使っているのは「グレゴリオ暦」という名前だそうです。
その前は西洋では「ユリウス暦」を使っていた。
ユリウス暦は紀元前45年の1月1日から使われていた暦で、
当時としては精度が高かったそうなのですが、
実は1年で11分長いので、1,000年も使っていたらちょっと「まずいな」ってほど
狂いが出てきたため、新しい暦の制定に至ったんだそうです。
それで1582年にグレゴリオ暦が出来ました。
日本はいわゆる旧暦を使っていたのですが、これがまた結構ちょこちょこマイナーチェンジしていた様子。
そんなに暦が変わるって大変じゃなかったんでしょうか。
ともあれ、原則は月の満ち欠けを基準にした暦でした。
月の満ち欠けはほぼ29.5日の周期なので、そのうちに季節と暦とがずれてきます。
なので、3年に1回、1年を13か月にする年を作り(うるう月)調整していたそうです。
時々カレンダーが13か月!斬新です。
ですが明治5年(1872年)思うところあってグレゴリオ暦導入を決める。
11月に発表し12月には変えたっていうんだから、結構強引?
混乱もしたようです(そうでしょうよ…)。
明治5年12月2日の翌日は、明治6年1月1日になったんですって。
なんだかかわいそうな明治5年の12月3日から31日…。
というわけで、
旧暦は単純にひと月遅れというものではないんですね、厳密には。
そのへん、いまひとつわからないのですが、
実際に現代に運用しやすいようにうまいこと変えてるのかな?
どうも暦というものは今よりもっと、臨機応変というか、
柔軟というか、
そんなにかっちりしてなくてもいい感じ
のものだったんじゃないでしょうか。
月の満ち欠けと季節さえわかっていればなんとでもなるというような。
んなこと言ったら当時の人に怒られるだろうか。
でも月の満ち欠けは大切な指標だとは思います。
コメントをお書きください
4429p~~~ (木曜日, 12 2月 2015 04:28)
>>>天の啓示がありました。
とうとう神様にされてしもーた。
ちょうどサンタナを聞いて居ったので天空と宇宙を考えてはいましたが、
私は、大根の千枚漬けを肴に、月の満ち欠けを眺めながら焼酎をあおる、煩悩だけの人間ですがな。
もうちょっとた゜けこの世に居させてね。
q-seitaisho (金曜日, 13 2月 2015 17:06)
4429P~~~さん
啓示といったら鈴木啓示でさぁね。
千枚漬けはおいしいですからね。
煩悩も大切かもしれません。