求めているのは

先日立て続けに、

「相談があるんだけど…」

「聞いてくださいよ~」

という風な連絡が友達から来ました。

 

どちらも最初は、

「そうか~、私はこう思うよ~」

とか

「○○だったんじゃないの~?」

というような返信をし、

向こうからの返事を待つと、

どうもそれでは納得いっていない様子。

 

どちらのときもそうでした。

 

それで、あれ?これはなにか方向違いの返事だったのかな?

「これは、向こうはこういうことを言って欲しいんじゃないんだな??」

と思い、

最終的には背中を押すようなコメントと、

それは大変だったね的な言葉をそれぞれ送ると、

 

「ありがとう!行ってみるね」

「聞いてもらえてすっきりしました!」

という返信。

 

そうか…やっぱり相手は、

具体的な解決策とかその時の状況説明が欲しいわけじゃなく、

「大丈夫だよ」

「そうだよね」

というひとことがもらいたかったんだなぁ、

 

考えてみれば自分もそうだもんなぁ…。

こういうことって結構あるのかも。

そんな風に思い至りました。

 

 ひとって他人に話を持ち掛けるときは、

どこかでもう答えが出ていて、

それでいいんじゃない?と、言って欲しい、

自分の答えに自信を持ちたい、そういうものなのかも。

 

 

でも明らかにそれは自分とは違う意見だ、

それは実は間違った認識らしいですよ、

それはしてほしくない。

そういう場合、

どうやってしゃべったらうまく伝わるのかなぁと、

最近よく考えています。

ひとつ気がついたのは、

感情をまじえないこと、でしょうか。

淡々と話せば意外にもめません。

どうしても感情的になりがちな家族相手に現在実験中。